江州にあった何無忌(かむき)は賊徒の報告を受けて激怒した。「やつらは朝廷に人がいないと侮っているのか?」そして尋陽(じんよう)から軍を起こしてこれを撃とうとした。長史の鄧潜之(とうせんし)は諫めて言った。「聞くところ賊兵は非常に盛んで、また上流…
羅氏(らし)は盧循(ろじゅん)の人物の意気軒昂なことを思い出し、夫にふさわしいと考え、人を遣わして盧循に結婚するよう説いた。しかし盧循には妻があるためこれを断った。帰ってきた使者が報告すると、羅氏は笑って何も言わなかった。 ある日突然、楼船百艘…
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