2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ところで王恭(おうきょう)は、帝の崩御を聞き、夜中に飛び起きて都にやって来て、大いに哀しんだ。そして宮殿を仰ぎ見て嘆息した。「侫臣が跋扈(ばっこ)し、国事は日に日に乱れていく。たる木はまだ新しいのに、はやくも黍離(しょり)の嘆きを感じずに…
楓橋夜泊 張継(ちょうけい) 月落烏鳴霜満天 月落ち烏(からす)鳴きて 霜 天に満つ 江楓漁火対愁眠 江楓 漁火 愁眠に対す 姑蘇城外寒山寺 姑蘇(こそ)城外 寒山寺 夜半鐘声到客船 夜半の鐘声(しょうせい) 客船に到る 月が落ち烏が鳴き、霜の気は天に満…
当時、朝臣の中では王恭(おうきょう)、殷仲堪(いんちゅうかん)が最も声望があったので、帝は彼らに地方に派遣して軍権を与え、道子の権力を分散させようとした。ある日、王雅が側らにあったので彼に問うた。「朕は王恭を兗(えん)・青二州刺史として京…
以前のエントリーで、現在では曹操のイメージが多様化しているとして、ネット上のさまざまな曹操像を紹介しました。では実際の曹操はどのような風貌だったのでしょうか。 まず小説『三国志演義』の記述を見てみると、その登場シーンは以下の通りです。 先頭…