第六巻 東寇 虚に乗じて社稷を危うくし 北師 国に返りて烽煙を靖(やす)んず (1) さて晋は広固(こうこ)に総攻撃をかけ、早朝から将兵がひとしく奮戦したため、昼にはついに陥落した。燕王慕容超(ぼようちょう)は数十騎を率いて突撃し、包囲を破って脱出し…
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